2011年2月24日木曜日

メルギューくん東京へ

2月25日、26日に東京で行なわれる、とあるイベントに参加するために、小矢部のゆるキャラ「メルギューくん」が間もなく出発します。
メルギューくんは、東京で複数のイベントを掛け持ちするハードスケジュールとなりますが、どの会場でも、メルギューくんの首には電子名刺のPokenが掛けられています。東京でメルギューくんを見かけたPokenユーザーの皆さんは、ぜひメルギューくんとハイタッチをしてください。
そもそも地元PRのためのに存在しているゆるキャラですが、なかなか地元から外に出ることが無い様に思います。大切なゆるキャラの安全を考えると、なかなか旅に出すというわけにはいかないかとは思いますが、ゆるキャラというものが存在するということは十分に認知されたものの、個々のゆるキャラの認知度は一部を除いて一様に低いので、どうせPRするなら、さらっと全国区を目指そう!と、提案したいものです。
『近所から固めていく』という視点が必要なものと『いきなりでもなんでも、行ける所まで行ってみる』ことが必要なもの、特にゆるキャラは、とにかく方々に出て、キャラ自身の知名度を上げる必要があります。
今回メルギューくんが持つPokenには、メルギューくんのFacebookページのアドレスや、メルギューくんのこれまでの様々な活動を記録したホームページの情報が入っています。
実際にメルギューくんに会った人がこれらの情報を元に、小矢部を知るきっかけになれば、万々歳。
メルギューくんの東京での活動に期待します。

2011年2月12日土曜日

富山県内のエアタグを整備しよう!

昨年、立山黒部貫光、富山県立大学AR部、富山県観光課の産官学連携で立山室堂界隈でセカイカメラのエアタグを整備する実証実験を行ないましたが、先週、その最後のミーティングが終了して、ようやく報告書のまとめに入ります。
県立大AR部の皆さんに大活躍していただいたわけですが、最終的に天候が折り合わず、立山シーズンオフ直前に予定していた調査ができず仕舞いでした。この辺はまた機会をいただいてなんとかしたいところですが、この実験を期に立山黒部貫光さんが公式タグの整備を進めておられるので、次のシーズンには、室堂は世界最高峰のエアタグ整備地帯になります。
うまくいけば、エアタグを利用した、ちょっと面白いサービスも実現する筈。

[追記]2月19日に報道発表がありました。山ガールが室堂でアテンドします。
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/T20110219203.htm
『富山県が「山ガール」誘致作戦に本腰 立山に案内所、ガイド配置』
4月16日 に立山黒部アルペンルートが全線開通するのに合わせて室堂に案内所を設け、気軽に立ち 寄れるよう山ガールと同じような衣装をまとったガイド4人も配置。周辺の見どころなど をきめ細かく紹介し、山ガールの「聖地化」を目指す。


県立大学のAR部の皆さんとは他に、小矢部市のメルギューくんを小矢部の外に連れ出そう!というプロジェクトを進行中です。富山県内の観光名所でセカイカメラを起動すると、メルギューくんが遊んでいるという内容。雪が降って中断していますが、こちらも今後の展開に期待です。
宇奈月町では、ARマーカー系のアプリを利用して、温泉街を歩くゲームが進行中です。こちらは、セカイカメラとはひと味違った展開になります。
先日、新湊界隈でもエアタグを整備していくことになりました。こちらは、長期的にエアタグに限らず様々な展開をしていくことになりそうです。新湊は実は非常に散策向きの場所で、スマートフォンを持ってぶらぶらするのに向いています。
こういった試みを続けていき、富山県内の幾つもの拠点をつないで楽しめる様にしてしまえば、これまで富山県に興味を持たなかった層の人々に訴求したり、歩く観光客が増えるだろうと考えて、ひたすら進行中です。

2011年2月1日火曜日

ブログを書いたからって……。

ブログを書いて即誰かに読んでもらえるかといえば、そうでもありません。とはいえ、読んでももらえないのに、なにかを書き続けるというのも、張り合いのないことです。
インターネットにホームページを設置して、誰かに探し当ててもらうには、いろいろな方法があります。SEOと呼ばれる検索で発見されやすくする技術や、検索に連動した広告の利用も、検索のときに発見されやすくするという点で一定の効果が期待できます。
しかし、これらの方策にかかった費用でどんな成果があげられそうかを述べられるかといえば、そう簡単なものではありません。

SEOや検索連動型の広告は、特定のキーワードで発見されやすくする工夫です。そのキーワードがどの様な背景で思い浮かべられ、検索につながったかは考慮されません。
つまり、「まんじゅう」で検索した人が美味しい饅頭屋さんを探しているのか、饅頭のレシピを探しているのか、饅頭の歴史を調べているのかは知り得ません。
「まんじゅう」という一般的なキーワードを利用せず、もっと競争の無い具体的なキーワードを使って広告を打とうという提案も見られますが、絞られたキーワードというのは、それ自体が思い浮かべられにくく、また、検索した人と意図がずれる可能性も大きくなります。
競争の無い場所というのは非常に魅力的ですが、誰も注目していなかった言葉で検索してもらうには、その言葉自体を興味深いものとして広めるという、新たな使命が発生するわけです。

SEOやインターネット広告の費用対効果については、もう少し後で考える事にしましょう。ある程度の期間ブログを書いて、それなりに検索でブログにたどり着く人が現れてからのお楽しみということで、問題ありません。
いかに発見されるかということを考える前に、まず、何を書くかについて考えることにします。
インターネット上に露出していくための助走で小手先の技に頼っても、その効果は長続きしません。
なにより、自分が専門としている分野のブログを書いているにも関わらず、読む人に価値を見出してもらえなければ、集客のためにブログを書く筈が、逆効果になってしまいます。
何事も、基礎になる部分や段取りを大切にしなければ、良い結果を得ることは難しいものです。