ブログを書いて即誰かに読んでもらえるかといえば、そうでもありません。とはいえ、読んでももらえないのに、なにかを書き続けるというのも、張り合いのないことです。
インターネットにホームページを設置して、誰かに探し当ててもらうには、いろいろな方法があります。SEOと呼ばれる検索で発見されやすくする技術や、検索に連動した広告の利用も、検索のときに発見されやすくするという点で一定の効果が期待できます。
しかし、これらの方策にかかった費用でどんな成果があげられそうかを述べられるかといえば、そう簡単なものではありません。
SEOや検索連動型の広告は、特定のキーワードで発見されやすくする工夫です。そのキーワードがどの様な背景で思い浮かべられ、検索につながったかは考慮されません。
つまり、「まんじゅう」で検索した人が美味しい饅頭屋さんを探しているのか、饅頭のレシピを探しているのか、饅頭の歴史を調べているのかは知り得ません。
「まんじゅう」という一般的なキーワードを利用せず、もっと競争の無い具体的なキーワードを使って広告を打とうという提案も見られますが、絞られたキーワードというのは、それ自体が思い浮かべられにくく、また、検索した人と意図がずれる可能性も大きくなります。
競争の無い場所というのは非常に魅力的ですが、誰も注目していなかった言葉で検索してもらうには、その言葉自体を興味深いものとして広めるという、新たな使命が発生するわけです。
SEOやインターネット広告の費用対効果については、もう少し後で考える事にしましょう。ある程度の期間ブログを書いて、それなりに検索でブログにたどり着く人が現れてからのお楽しみということで、問題ありません。
いかに発見されるかということを考える前に、まず、何を書くかについて考えることにします。
インターネット上に露出していくための助走で小手先の技に頼っても、その効果は長続きしません。
なにより、自分が専門としている分野のブログを書いているにも関わらず、読む人に価値を見出してもらえなければ、集客のためにブログを書く筈が、逆効果になってしまいます。
何事も、基礎になる部分や段取りを大切にしなければ、良い結果を得ることは難しいものです。
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