2011年2月12日土曜日

富山県内のエアタグを整備しよう!

昨年、立山黒部貫光、富山県立大学AR部、富山県観光課の産官学連携で立山室堂界隈でセカイカメラのエアタグを整備する実証実験を行ないましたが、先週、その最後のミーティングが終了して、ようやく報告書のまとめに入ります。
県立大AR部の皆さんに大活躍していただいたわけですが、最終的に天候が折り合わず、立山シーズンオフ直前に予定していた調査ができず仕舞いでした。この辺はまた機会をいただいてなんとかしたいところですが、この実験を期に立山黒部貫光さんが公式タグの整備を進めておられるので、次のシーズンには、室堂は世界最高峰のエアタグ整備地帯になります。
うまくいけば、エアタグを利用した、ちょっと面白いサービスも実現する筈。

[追記]2月19日に報道発表がありました。山ガールが室堂でアテンドします。
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/T20110219203.htm
『富山県が「山ガール」誘致作戦に本腰 立山に案内所、ガイド配置』
4月16日 に立山黒部アルペンルートが全線開通するのに合わせて室堂に案内所を設け、気軽に立ち 寄れるよう山ガールと同じような衣装をまとったガイド4人も配置。周辺の見どころなど をきめ細かく紹介し、山ガールの「聖地化」を目指す。


県立大学のAR部の皆さんとは他に、小矢部市のメルギューくんを小矢部の外に連れ出そう!というプロジェクトを進行中です。富山県内の観光名所でセカイカメラを起動すると、メルギューくんが遊んでいるという内容。雪が降って中断していますが、こちらも今後の展開に期待です。
宇奈月町では、ARマーカー系のアプリを利用して、温泉街を歩くゲームが進行中です。こちらは、セカイカメラとはひと味違った展開になります。
先日、新湊界隈でもエアタグを整備していくことになりました。こちらは、長期的にエアタグに限らず様々な展開をしていくことになりそうです。新湊は実は非常に散策向きの場所で、スマートフォンを持ってぶらぶらするのに向いています。
こういった試みを続けていき、富山県内の幾つもの拠点をつないで楽しめる様にしてしまえば、これまで富山県に興味を持たなかった層の人々に訴求したり、歩く観光客が増えるだろうと考えて、ひたすら進行中です。

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