最近珍しく、立て続けにホームページのお仕事もやっています。
全くの新規制作が昨年末に一件、年明けからリニューアルを二件ということで、久しぶりに、ホームページにアクセスしてきた人に、どんな風に腑に落としてもらって、どんなタイミングで思い出して欲しいのかというテーマで、やや長いスパンの作戦を練っています。
もちろん最近では、ホームページにはあまり力を入れず、ブログやFacebookページとTwitterの運営のみで十分な効果を得ているお客さんも居られますし、Web利用の可能性は様々ですが、ホームページを軸にじっくり運用していく方が、きちんとした道筋を作ることができる様に思います。
どの様に知ってもらい、何を提案して軽く腑に落としてもらうのか。更に、どんな風に思い出してもらえる様にするのか。
全てその基本路線の中で、ブログをやるにしても書き方はもちろん、システム、サービスの選定があり、Twitter、Facebookでは誰を対象にしてどの様なアプローチをするのかなど、それぞれの業態や状況によってやり方は様々です。
ただ、どちらにしても既存顧客の像や、今後アプローチしていきたい層に、どうやって、どんな形で目に留まらせたいのかについて、改めて考えていくことになります。
ホームページが普及している今の状況では、往々にして同業他社のページなどを意識してしまうのですが、結果的にデザイナーに単に形やイメージを指示するだけだったり、互いを見比べてできてしまう最大公約数的な紋切り型に加わってしまわないことが大切です。業界全体が全く同じアプローチで商売していて、差別化のために必死で個性を探さなければならないということは、なかなかありません。
強み、個性という言葉はよく耳にしますが、それを伝えるためにイメージだけが頼りではいかに効率が悪いかということを理解し、どんな手を打つかで、期待できる効果は全く違うものになります。
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